istyle

  • 3つのマテリアリティ
  • 信頼されるプラットフォーム
  • 事業の根底を支えるIT

IT Supports The Foundation Of Business

事業の根底を支えるIT

生活者とメーカーをつなげるプラットフォーム、その核となるデータベースが事業を支えています。

生活者の声を集めたデータベース

アイスタイルが創業した1999年は、今のようにビッグデータという言葉が存在すらしていない時代でした。しかし、当時からデータ活用に注目し、@cosmeをスタート。データベースには日本で販売されている、ほぼすべての化粧品約32万点の正確な商品情報データと、サービスを利用する幅広いユーザーデータ、そして、商品を実際に使用した生活者のクチコミデータが蓄積されています。

ネットとリアルをつなぐプラットフォーム

アイスタイルは、メディアである@cosmeの他に、化粧品のECサイトや、リアル店舗である化粧品専門店を展開しています。ネットとリアルをつないだプラットフォームを構築することで、ネット以外にもリアルでの行動データや販売データなどが蓄積されています。そして、それぞれのデータに共通IDを紐づけることで一気通貫した行動分析を実現しました。ユーザーの嗜好性やトレンドなどが可視化され、ユーザーに寄り添ったコミュニケーションが可能となり、これをSaaS*としてメーカーに提供しています。これからもユーザーとメーカーとのエンゲージメントを高め、業界の発展に貢献していきたいと思います。

  • Software as a Service:ソフトウェアを利用者側に導入するのではなく、提供者側で稼働しているソフトウェアをインターネット等のネットワーク経由で提供するサービス
ネットとリアルをつなぐプラットフォーム

次の時代に向けたDX推進

アフターコロナにおいて社会が大きく変革したなか、ユーザーとブランド、リアルとネットをつなぐプラットフォームとして、DXによる新たな価値創出に取り組んでいます。

顧客体験のDX推進

自社のプラットフォームや美容分野における様々なアセットを活用し、オンラインでも豊かな顧客体験の提供を目指すべく、顧客体験のDXを推進しています。そのひとつとして、プチプラからデパコスまで幅広い商品知識を持つ美容のプロである@cosme現役美容部員が1:Nで商品紹介を行う「LIVESHOPPING」、「オンライン体験会」などのオンラインサービスを展開しております。

共通カウンセリング台帳

非対面接客が進むにつれ、「オン/オフラインを横断した形での顧客データの管理」や「カウンセリング内容の管理共有に向けたツール」、「化粧品専門店/ドラッグストアを巻き込んだ形の非対面接客の実現」などのニーズが高まるなか、これらを解決する総合的なソリューションとして店舗・ブランドを横断したオンラインの「共通カウンセリング台帳」を開発。オンライン美容部員時代を見据え、DXでしか成しえない体験価値の提供に注力しています。

新しい出会いの接点「コスメサンプルスタンド」

@cosmeのアプリをかざすと、お一人様1日1回、好きなサンプルが無償でもらえる自動販売機を西の大型旗艦店「@cosme OSAKA」に導入。アプリ情報によるID特定で誰がどのサンプルを取得したかを把握でき、購買前後のユーザー行動であるカスタマージャーニーを可視化します。従来のようにサンプルを無作為に配布するのではなく、データと紐づけることでブランドのマーケティング活動に資する情報へ昇華させ、ユーザーとブランドのより豊かな出会いの創出をDXで推進してまいります。

アライアンスによる新しい価値の創出

アイスタイルが持つプラットフォームやデータベースと、他企業が持つアセットを掛け合わせることで今までにないソリューションを創出し、業界の課題解決を目指してまいります。

<取り組み事例>
・アイスタイル、米国Amazonおよび三井物産(株)と業務資本提携~生活者のお買い物体験向上等を通じたさらなる事業成長に向けて~
・アイスタイルと花王、皮脂 RNA モニタリング技術を応用し、自分の肌に合う化粧品との出会いを創出 ~2022年春から顧客満足と商品廃棄削減をめざす共同取り組みを開始~

推進体制

DXを事業戦略の中心に据え、経営者の強いリーダーシップのもと推進体制を構築しています。 開発・研究などを主幹とするテクノロジー部門に加え、社内の情報システム整備を推進するコーポレートIT室を設置し、全社的なDXを推進する体制にしております。 今後もより一層強化していくために、最新のIT技術の導入や研修を実施することで、DXを推進するための人材の育成・確保、環境整備を進めてまいります。

DX