アイスタイル、生活者の「BeautyTech度調査2018」結果発表 〜Beauty にも Tech にも感度の高い人は 7%。周囲への影響力がありオーガニックコスメ好き〜
株式会社アイスタイル
株式会社アイスタイル(本社:東京都港区、代表取締役社長 兼CEO:吉松徹郎 東証一部・コード番号 3660 以下、アイスタイル)は、15歳以上の@cosmeメンバー9,176 名を対象に、2018年9月4日(火)から9月7日(金)の期間にかけてBeautyTech(ビューティテック)の利用に関する自主調査を実施し、その結果を発表いたしました。
BeautyTechとは、テクノロジーが生み出す新たな美容製品・サービスのことで、例えば、AR(仮想現実)技術を使いユーザーがファンデーションやリップを仮想で試したり、AI(人工知能)技術を使ってユーザーの好みや肌状態に合わせてよりパーソナルな製品を紹介してくれるなどのサービスです。
「生活者はどのくらいBeautyTechを利用しているのか」、「その人たちはどのような人たちなのか」。その実態を知るために、ユーザーのビューティ度とテック度を数値化し、BeautyTech度という指標を作りました。その結果、BeautyTechの利用者について、以下のようなことがわかりました。
■ BeautyTech度が高い人は約7%
BeautyTech度(以下BT度(※))が高い人は約7%おり、うちSuper Highと定義する最もテック度の高い人を約2%含んでいます。この人たちは、BeautyTechアプリの認知や使用も高く、他の人からビューティ商品やサービスに関する相談を多く受けるクチコミの発信源ともなる人たちです。編集部ではこの方たちを"スーパーテック"なユーザーと呼んでいます。
※BT度は、ビューティ・テクノロジーそれぞれに対する設問を各7問用意し、それぞれの設問のスコアから算出しています。
ビューティ度 Low(7~24点)、Mid(25~31点)、High(32~35点)、テック度 Low(7~15点)、Mid (16~25点)、High(26~35点、うちSuper High(32~35点))とし、この2つをかけ合わせて、以下BT度としました。
■ BT度が高いユーザーはインフルエンサーよりクチコミ重視
下記のグラフではBT度が高くなればなるほどクチコミが購入決定に影響を及ぼす度合いが高くなっています。また、インフルエンサー(ブロガー、インスタグラマーなど)が大きく影響しているのは、ビューティ度が高いセグメントということも他の項目からわかっています。著名人の影響は限定的で、クチコミサイトの情報が大きく影響しています。
■ BT度が高いユーザーは友人・知人に影響力がある
BT度が高い人は、友人・知人から化粧品や美容サービス選びについて相談を受ける傾向にあります
■ T(テック)度が高いユーザーはオーガニックコスメ好き
スーパーハイグループは、オーガニックやナチュラルコスメに非常に興味を持っている割合が高いことを示しています。
■美容アプリでは、まだキャズムを超えたものはない
ファッションの領域ではキャズムの壁(利用率16%以上)を超えたアプリが出てきていますが、BeautyTech関連のアプリケーションはまだまだ浸透していないことがわかりました。別の集計結果では、HHセグメントでは認知されているものは多いため、興味を喚起し、体験させることがサービスの浸透につながっていきます。
■ それぞれの美容アプリを使用しているユーザーの特徴が明らかに
肌パシャユーザーの高級ヘアドライヤー保有率が高いことや、YouCamユーザーに学生が多めなど、各サービスを利用しているユーザーの特徴が見えてきました。
【本調査レポートについて】
調査サマリー(無料): ダウンロード https://beautytech.jp/n/n3ddd9aa74bb0
本調査(有料 5万円): ダウンロード https://beautytech.jp/n/n1ebeae89d2d1
本調査関連BeautyTech.jp記事:「美容度もテック度も高い人は美容機器を持たない? 9,176人の調査から見えたこと」 https://beautytech.jp/n/ncc9f68c4fdbc
■ BeautyTech.jpカンファレンスにて本調査の解説・ディスカッションパネル開催
2018年12月3日のビューティアワード表彰式と同日開催で初の編集部主催イベント、「BeautyTech.jp Conference」を開催いたします。
名称:BeautyTech.jp Conference
日時:2018年12月3日(月) 12:15開場
プログラム:
13:00~ 主催者ご挨拶
13:05~13:30 パネルディスカッション① ユーザー意識編
BeautyTech度の高いユーザーがブランド浸透のカギ
13:35~14:00 パネルディスカッション② データ&ユーザーエクスペリエンス編
「現場」が語るユーザーの本音
会場:シェラトン都ホテル東京 (醍醐)
住所:〒108-8640 東京都港区白金台1-1-50
主催:株式会社アイスタイル
登壇者①
・株式会社電通コンサルティング 代表取締役社長シニアディレクター/亜細亜大学都市創造学部 特任教授 森 祐治氏
・アマゾンジャパン合同会社 広報本部 シニアPRマネージャー 溝渕順子氏
・株式会社Leonessa 秋山ゆかり氏(経営コンサルタント・BT度調査担当)
・モデレーター:BeautyTech.jp 編集長 矢野 貴久子
登壇者②
・株式会社LDH JAPAN 執行役員/CDO 長瀬 次英氏 (元日本ロレアルCDO)
・パーフェクト株式会社 代表取締役社長 磯崎 順信氏
・松竹芸能所属 タレント/株式会社Hi CEO 広海氏
・モデレーター:BeautyTech.jp 副編集長 公文 紫都
※ カンファレンスへの参加はご招待者のみとさせていただきます
■引用・転載時のクレジット表記のお願い
本リリースの引用・転載は、必ずクレジットを明記していただきますようお願い申し上げます。
<例>「BeautyTech.jpが実施した調査結果によると」、「@cosmeメンバーにおけるBeautyTech度調査2018によると」
※@cosme(アットコスメ)とは https://www.cosme.net/
@cosmeは、1999年12月にサイトを開設。@cosmeとは月間訪問者1,600万人(全デバイス含む)、月間ページビュー数は3.1億PV、国内外3万3,000ブランド、商品数31万点のコスメのデータベースと、クチコミ検索機能や新製品情報などのコンテンツを備えた日本最大のコスメ・美容の総合サイトです。
【株式会社アイスタイル 会社概要】 http://www.istyle.co.jp 東証一部・コード番号3660
■所在地:〒107-6034 東京都港区赤坂 1-12-32 アーク森ビル 34 階
■設 立:1999年7月27日
■資本金:35億5,600万円
■代表者:代表取締役社長 兼 CEO 吉松 徹郎
■事業内容:美容系総合ポータルサイト@cosmeの企画・運営、関連広告サービスの提供
【お問合せ】
株式会社アイスタイル コーポレートコミュニケーション室
■TEL:03-5575-1286
■FAX:03-5575-1261
■Email: istyle-press@istyle.co.jp