入社して3か月 社内向け決算説明会など
新年明けましておめでとうございます!IR室の新人です!
昨年はいろいろな方々に大変お世話になりました。本年もご愛顧いただけるよう精進してまいりますので、宜しくお願い致します!
さて、みなさまは年末年始をいかがお過ごしだったでしょうか?私は入社してから早3ヶ月が経ちまして、ちょうど年明けと区切りも良いので、入社してからの出来事をブログにまとめてみました!
-社内向け決算説明会-
ご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、去る11月2日(金)に2018年度第1四半期の決算を発表しました。詳細についてはIRサイトに掲載しておりますので、是非ともご覧ください。
また11月9日(木)に社内向け決算説明会を開催いたしました。お忙しい中、たくさんの方にご来場いただけまして感謝感激です。スピーカーの菅原さん、ご来場の皆さま、ありがとうございました!
今回は遠方のオフィスからも「生中継で見たい!」とのご要望があり、初の試みであるWorkplace(社内SNS)での生配信も行いました。情報システム部の皆さま、ご協力ありがとうございました!
途中見づらい点や聞きづらい点などでご不便をおかけしたかと思いますが、次回はもっとより良い環境で配信できるよう努めます!
では当日の様子をご覧ください!
ずらっ!
夜19時なのにこれだけ多くの方にご来場いただけました!
① 当第1四半期の成績概要とそのレビュー
「今のアイスタイルがどうなっているか?」「各事業でなにを行っているのか?」
せっかくなので、ここでも簡単に各事業の紹介と業績の解説をさせていただきます!
1)On Platform事業
事業内容は美容系総合ポータルサイト「@cosme」を基盤とした、広告やブランドファンクラブ、会員向けプレミアムサービスなど。最近仲間に加わった食品クチコミサイト「もぐナビ」や、サロンの検索・予約サイト「@cosme サロン」(旧ispot)、またKOSÉさんのBeauty Festaなどのイベントも、この事業になります。
業績については、新サービスへの投資が増えていることで営業利益率は若干減少していますが、既存サービスが成長したことにより、収益は堅調に推移しています。一部サービスも下期以降に順次リニューアルの予定です!
2)Beauty Service事業
事業内容はECサイトや小売店舗の運営、プライベートブランドの販売などが含まれます。
化粧品のECサイト「@cosme shopping」では、取扱い品目が年々拡大し、順調に収益を伸ばしています!
化粧品専門店「@cosme store」では、前期の拡大戦略により、なんと店舗数が全国で11店舗から24店舗に急拡大しております!そのため運営費用も増加しましたが、今期は出店数を絞り利益率が改善したこと、また出店して間もなかった店舗が少しずつ成長し、前年の第1四半期と比べて収益とも大幅に増加しました。
プライベートブランド「@cosme nippon」では、ニッポンの"美"を世界へ発信するべく、日本の豊かな自然をテーマにした化粧品の企画・開発・販売をしております。最近では12月1日に第5弾商品である「加賀の光彩と縁付金箔のカラーパウダー」などが発売されましたので、こちらも要チェック!
3)Global事業
Global事業はその名の通り日本国外で展開している事業になります。海外のECサイトや小売店舗、美容系総合ポータルサイトの運営など。
ECサイトでは複数の越境ECで出店・販売をしており、その中にはアリババが運営する「Tmall」も含まれます。またマレーシアでも化粧品ECサイト「Hermo」を運営しております。
余談ですが、11月11日は中国で「独身の日」(イレブンデイ)というECサイトの大規模なイベントセールがあります。国が定めた記念日ではなく、アリババが独身の人の為に始めたイベントなのですが、今では中国のECサイト界隈のお祭りになっています!その1日の売上高も凄まじく、Tmall単体で約2.8兆円とニュースでは言われております。
小売店舗は台湾に進出した「@cosme store」の3つの店舗です!台湾の首都である台北に2店舗ありますので、お立ち寄りの際はぜひ!
メディアその他は、アメリカの美容系総合ポータルサイト「MakeupAlley」、同じく台湾の美容系総合ポータルサイト「Urcosme」など。
業績については、「Hermo」、「MakeupAlley」、「Urcosme」が前期にM&Aした海外企業の事業で、今期から業績の連結を始めております。その結果として売上高が前四半期と比べて大幅に増えており、同じくそれに関連した費用として「のれん償却費」も増えている、といった内容です。
4)その他事業
その他事業には投資育成事業と人材派遣事業が含まれます。
投資育成事業では株式等の有価証券の売買を行っております。今回この事業での収益がとても大きく、全体の業績としても前年同期を大幅に上回った要因でもあります。ただあくまでも一過性のものもあり、経常的に発生するものではありません。
人材派遣事業は美容部員・コスメ・化粧品業界の転職・派遣サービスなどを行っている「@cosme career」で、ここでも売上が着実に増えております。
という感じです!一過性の要因もありますが、各事業とも順調に成長しております。
あまり知らない自分の部署以外について、理解を深める良い機会になったのではないでしょうか!
特に私含め新入社員の方には、アイスタイルが「@cosmeの会社」というイメージから、幅広い事業で市場を開拓している会社であることが、よく分かる説明会だったと思います。
② アナリストレポートによる投資家の視点
まずアナリストレポートについてですが、「アナリストの方が上場企業の分析を行い、目標株価や企業評価などをまとめたもの」です!投資家が目安としていることもあり、企業としても大変参考になるものであります。そしてありがたいことに、アイスタイルは今6名のアナリストの方にレポートを書いていただいております!(2017年12月時点)
当社が株式市場でどのような評価をされているのか?一部レポートを見ながら、菅原さんにその共有と解説をしていただきました。外部の方がどう見てくれているのか勉強になります!
③ 最近の株価
菅原さんから、ここ1年間の当社株価の動向について説明していただきました。アイスタイルがいつ何をしたか?何が起こったか?またそれによる市場の反応は?などなど。
社員のみなさんにも自社の業績や動向について、もっと興味を持っていただきたく色々画策中です。
そして最後に設けたQ&Aコーナーでも質問が飛び交い、アンケートの回収率も9割近く、様々なご意見も頂戴しました。大変参考になりましたので、一部内容をご紹介させていただきます。
「専門用語や客観的な視点の説明があり分かりやすかった」
「それぞれの事業内容をもっとクローズアップしてほしい」
「経営層が考えている課題が分かり参考になった」などなど
社内向け決算説明会は以上になります!また定期的にIRイベントを行いますので、ご参加お待ちしております!改めてご出席いただきましたみなさま、ありがとうございました!またよろしくお願いします。
~身の上話~
ここで突然ですが、新入社員の私がアイスタイルに入って驚いたことをランキングにしてみました!共感してくれる人がいれば嬉しいです。どうぞ!
第 3 位 妥協しないこころ
アイスタイルには「落としどころではなく、目指しどころ」という言葉があります。
安易な譲歩や妥協をせず、徹底的に議論してより高みを目指そう!という心構えです。
今回の決算説明会で生中継の準備をしているなか、配信ラグが発生しまして動画と音のずれは無いので大丈夫だろう・・と私は放置したのですが、先輩は改善できるものは徹底的に直そうと幾度もテストを繰り返し、繰り返し・・・しかも繁忙期に。ベストを目指すその姿はまさに妥協知らず!姿勢の違いを痛感し、改めて自分に何が出来るか考えるきっかけになりました。(ラグは仕様なのでそのままでした)
第 2 位 共有できている価値観
当社には、グループ全体が垣根を越えてone teamになり事に当たる「共創の精神」という価値観を共有しています。
IR室は企業の業績を財務数値や概要を交えて、ステークホルダーへお伝えするのがお仕事です。ですので他部署の方へサービス内容について、質問やヒアリングさせていただく機会が多く、その際には「忙しいところ質問して心苦しいな・・」なんて思いながら質問メールを飛ばします。
が!メールの返信が早い!内容が分かりやすい!しかも補足説明まで書いてくれてる!などなど。
他人事ではなく私事のように対処していただけるさまを見て、「共創の精神」が根付いてるのだなと思いました。皆さまいつもありがとうございます!
第 1 位 とてもフラットな会社
新興企業によくある「フラットな職場」は使い古された言葉なだけに、少しフランクに会話できる程度の形骸化されたものという認識でした。
全く違いました。確かに他企業と比べるとフランクに会話できると思いますが、それだけじゃなく社長をはじめ役員と、社員との距離がとても近いんです。社長室や役員室という部屋もなく、役員は一般社員と同じデスクで一緒に仕事をします。週次のミーティングにも出席し、積極的に意見交換や情報共有を行っています。ですので細かい資料や作業にも経営者の意思が反映され、社員は身近でビジョンに触れることが出来ます。
これは大手企業にはないアイスタイルならではの光景ですね。「共創の精神」がここにも生きている感じがします!
また吉松さんのことを「社長」と呼ぶ人を社内で見たことがありません。見た人はご一報を!
以上になります!無駄に長くてすみません!
新年1月になり下期が始まりました!残り半分、悔いのないように邁進していきたいと思います!
それではまた!